高配当銘柄、JFE決算

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JFEは高配当?

JFEは2022年3月期に「高配当銘柄」として、メディアで紹介されました。当時の「ダイヤモンドZAIオンライン」より引用します。増配もあり「日本郵船」「商船三井」に続いて堂々の第三位です。

ダイヤモンドZAIオンラインより

JFEを少しずつ買い集めます。2月は1,600円台。

ドルコスト平均法に則り、2月から少しずつ買い集めました。最初は2月15日に「1,679円」「1,683円」「1,650円」と2月中は1,600円台で順調に買い集めが進みました。

3月になり株価が急騰

ところが、3月になり、株価が急騰しました。3月9日に買い増ししましたが、「1,738円」になっています。3月24日には「1,823.6円」で買い増ししています。これでも押し目で買っているのですが、ずいぶん高くなったものです。そして3月25日くらいに高値をつけ、権利落に向けて、含み益が「10万円」を超えました。この段階でインカムゲイン(配当)以上のキャピタルゲインが出ています。

高配当株を始めたのが、今年に入ってから。

高配当株がいいと思い始めたのは、万一含み損になったとしても、配当金で±0になるだけ、場合によったら+になる、という甘い考えからでした。よって、含み益が「10万円」出ている状況でさらに配当がもらえるなら、これに越したことはない、という判断で、権利落ち日を迎えます。

権利落日にだだ下がり

さて、権利落日に株価を見ていると、あれよあれよ、という間に下がっていきます。この段階での平均取得単価は「1,710円」です。さて、6桁の含み益どころか、5桁、4桁と下がります。この日の終値は「1,723円」ギリギリ含み益がありました。

優良株が塩漬け株に変わる時

4月1日の終値は「1,680円」ついに含み損に転換です。この段階で売れば、傷は浅かったのですが、今年から高配当株を始め、まだ経験が浅い自分。ホールドを決め込んでしまいます。5月には「1,400円台」に突入。含み損は「10万円」を超えるようになり、さらに、5月の2022年3月決算発表資料に「現時点で来期の業績予想の合理的な算定は困難」という文言があり、売り込まれます。

8月の決算が減配

高配当株のJFE。6月には80円/株の配当が出て、800株ホルダーの自分のところには、64,000円が入りました。それでも含み損と兼ねあわせると「10万円」ほどの損になっています。中間決算まで持とうと決心した矢先、減配のお知らせが届きました。

JFE8月決算

対前期ほぼ5割減の決算。しかし前もってコンセンサスに織り込まれていたということで、マネックス銘柄スカウターでは「良い決算」として評価されています。ただし、中間配当は60円/1株→40円/1株の減配。😂

今回はポジションを減らしたので、次は600株「24,000円」の配当です。まだまだ含み損を巻き返すまでにはなっていません。

高配当株 結論

高配当株は、権利落日に売られていくので、「ガチホ」などと言わずに、しっかり売り抜けることが重要だと思いました。場合によっては配当をもらわずにその寸前の高値で売り抜けるのが賢いやり方だです。そもそも、なぜ高配当なのかを考えると、成長性が見込めないからそうなっている部分もあり、さらに減配のリスクもあるので、気をつけないといけないとつくづく思いました。

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