株価暴落と高配当投資

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株価暴落は米国の銀行破綻から。

日経新聞より

今回の銀行の破綻を簡単に

最初に破綻したのは、SIVB(シリコンバレーバンク)とSI(シルバーゲート銀行)です。双方とも同じ構造があり、2020年から2021年にかけて、コロナショックの初期に大幅に下落した暗号資産やベンチャー企業をターゲットにしました。
・パンデミック救済小切手で大量の預金が流入。
・預金の増加を支えるために、利回りの低かった債権を担保として購入。
・利回りが高くなった時に、損失覚悟で現金化して預金支払いに充当。
・損失が表に出て、SNS上でさらに取り付け騒ぎが起こり、破綻。
という過程をたどります。(参考資料 Yahooニュース 3月12日)

アメリカの多くの銀行がこの構造的圧力に直面している。

銀行が破綻というハードランティングになった今回の金融不安。暗号資産関連企業を多く抱えるシグネチャーバンクも12日に破綻。

結局金融不安という「恐怖」のために、株価が下落。それまで好調だった日経株価にも飛び火しました。

一番いいのはポジション整理して、現金化すること。

リスクオフには現金化が一番です。今利益が出ている株、あるいは損失を覚悟で全て現金化すること。ところが、日本株は3月末に権利落ち日があり、今売ってあとで買うにしろ、1月から準備してきた値段で買える自信がありません。

楽天証券より

よって「高配当投資」をするなら、ホールドするしかないはず、ですが。

これが高配当投資の一番のデメリットなのですが、「売るに売れない。」ということです。キャピタル中心であれば、利確して現金化するのが一番安全です。

リーマンと較べる人もいます。

たんす

リーマンショックの時は、持ち株が半値以下になるなど、重大な金融危機になりました。

だんす

日本で「派遣切り」が話題になったのはこの頃だね。派遣村というのもできた。

日経平均株価
たんす

これは怖いですね。2008年、リーマンブラザーズが9月15日に破綻。9月30日に米国株が大暴落。翌日日経平均も600円の暴落。以降は上のチャート通りで、18,000円を回復したのは、2014年です。つまり、6年間の「塩漬け」期間となるわけです。
ちなみに、たんすはその頃、体調を崩して復職したばかりで、そんなに投資をしっかりやっていなかった。その頃始めれば、もう今頃はFIREしていました!
ソニーを1,980円で買っています。(翌年2,500円で売ってます。今は11,285円、😭)

だんす

リーマンとは違うって言われているけど、それがどんな結果になるか誰もわからない。売ってポジションを軽くするなど適切なリスク管理だけはしようと思うよ。でも、ポジション整理し過ぎて、すぐに上がったら悔しいだろうねー。😭

結論:高配当投資は、安全で確実な運用ではなく、暴落時にはリスクも伴うので、適切なポジション管理が必要です。

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