兼業投資家は場中の株価が見られない!
今までで一番凄かった場中のストップ安はダブル・スコープです。この時は偶然株価が見られる環境にあり、すんでのところで逃げ出せました。
あれ、凄かったよね、確か昼休みに偶然株価を見ていて、あれよあれよと下がっていくところでギリギリで売れたやつだよね。口座分けてるから、逃げ遅れてストップ安3日くらいにハマった口座もあったね。😂 ところで、高配当株投資は、不労所得生活のためだよね。暮らしていけそう?
一年やってみたよ。その答えを出してみよう。
高配当投資を始めたばかりの2022年
まず、2020年から少しずつ投資を本格的に始めました。それまで仕事が忙しすぎて、株はNISAでちょろちょろやっているだけ。ひたすらお金が貯まったら住宅ローンを繰り上げ返済する日々。
さて、住宅ローンが終わり、銀行で「定期預金にしますか?」と聞かれ「いえ、自分で運用します。」と即答したからには、きちんと考えようと思い始めました。
それと同時に、仕事は頑張ったら報われると思ってきたのですが、それが幻想(そう、自分がいないと仕事が回らないなんて、とんでもない自意識過剰なのです。😅)であると思うような出来事に遭遇し。自分の本当にしたいことができているか、というと実現できていないということを再認識。
この先、ルーティーンワークを繰り返す?それが人生でいいのか、と考えたらそうではないという結論に至りました。そんな時にFIREという考え方に出会いました。
それまでの自分は「2020年3月はコロナで株が売られたからしっかり買おう」なんて投資に関する知識もなかったのです。😅 とにかくコロナ禍で「今の仕事の次のこと」を考えるようになりました。
きちんと勉強し始めたのは2021年9月です。つまりほぼ「岸田政権」と同じ時期に始めているのです。これが曲者で9月から日本株が下げまくり、米国株は調子良かったのですが、2022年1月からウクライナと利上げで下げまくり。波乱の出発となりました。
そんな中、場中に株の売買ができず、キャピタルゲインをうまく得られない素人なりにたどり着いた答えが「高配当株投資」です。
では、2022年のたんすだんすの配当金を見てみましょう。参考までに細かい数字を打ち込みましたが、月当たりの配当金だけ見てもらえればいいかと。😃
2022年配当金
月 | 銘柄一覧 | 日本円換算 | 合計 |
1月 | GSK | 237円 | 237円 |
2月 | AT&T,AAPL | 214円,75円 | 289円 |
3月 | QYLD,INTC,VOO,VTI | 4037円,1138円,302円,128円 | 5,607円 |
4月 | QYLD,GSK | 13,099円,302円 | 13,402円 |
5月 | イオン,AT&T,ビックカメラ,QQQ | 1,800円,1,164円,1,000円,83円、 | 4,048円 |
6月 | 日本郵船,JFE,三井住友FG,QYLD 日本製鐵,フェローテックHD エレコム,日本製紙,東急不動産 SBIGAM,XYLD,トリドールHD 三越伊勢丹,JEPI,SPYD,VTI | 99,607円,50,999円,25,101円,21,792円 14,344円,6,455円 3,600円,2,391円,900円 900円,823円,750円 500円,492円,393円,222円 | 229,171円 |
7月 | QYLD,XYLD,JEPI,VOO,GSK | 23,800円,1,673円,792円,349円,186円 | 26,883円 |
8月 | QYLD,JEPI,AT&T,QQQ | 24,366円,2,406円,2,270円,508円, | 29,551円 |
9月 | QYLD,SUMCO,住友林業,VYM キリンHD,JEPI,XYLD,JNJ | 25,743円,8,606円,4,782円,4,132円, 3,250円,2.865円,1,745円,352円, | 51,477円 |
10月 | JEPI ,OXY ,VOO ,GSK | 27,393円,670円,381円,162円, | 28,607円 |
11月 | JEPI ,A T&T ,ビックカメラ | 44.894円,2,517円,2,000円, | 49,111円 |
12月 | JEPI ,VYM ,VOO ,IWM 東急不動産,SBIGAM,三越伊勢丹 | 51,169円,11,807円,1,361円,945円, 900円,825円,600円, | 66,869円 |
2022年 | 配当合計 | 505,676円 |
入力大変だった。😅 振り返るとQYLDの株価がひたすら下がり続けるのに驚いて、JEPIに乗り換えたのが9月でした。今考えるとQYLDはNASDAQに連動するはずなので、利上げの最中は下がって当たり前なのですが、その時はとにかく損したくない一心で、ちょっとでも利益のあるうちに逃げようと思いました。
それで乗り換えたJEPIはどんな動き?
JEPIの分配金は下げ基調だが、年単位で見るべきか。
実は去年からほぼ株数が増えていないJEPI
今年に入ってから円安基調で、ドルが枯渇。よって、今年度のJEPIはまだ、42株追加しただけです。合計922株。早く1000株に到達せねばと思いつつ、暴落を警戒してドルはMMFに入れがちです。そもそも配当の再投資なので、なかなか地味な投資です。
それにしても昨年12月は5万円あった配当が今は33,000円なのですから、毎月当て込んでいると結構厳しいかなあと思います。
今年はVYM、JEPI、JEPQ、DGRWを配当の軸に据え、株数を増やしていく予定です。
好調な日本株で配当を狙う。
最近、日本株が好調なので、配当利回り3−5%の上がり基調の大型株に投資をしています。ダブル・スコープの場中のストップ安を見て、兼業投資家はこのようなボラティリティの激しい銘柄に投資すべきではないと思いました。
そもそも仕事中は仕事に集中しているので、出勤前に注文は出しておきたいと考え、「中長期」に上がる銘柄を考えるようになりました。今年は地合いも良く、このやり方が合っているようです。
待ちに待った6月 3月に権利落を迎えた配当はどうなるか。
2023年1月-6月までの配当金は現在「306,375円」です。JEPIを筆頭に、三井松島HD、VYM、三菱HCC、AT&T、キリンHD、NEXT FUNDS 日経高配当、JEPQ…などが活躍してくれています。まさにお金に働いてもらっている状態です。
この先は下がった時に買い増しを考えているのですが、この下がらなさは尋常ではないですね。米株は利下げと景気後退がどのように市場に織り込まれるか、日本株はいつ「利上げ」が始まるかを見つつ、買い増しをしていきたいと思います。
FIREできるのか、の結論。
配当だけでFIREできるのは、7,000万を超えたあたりから贅沢しなければ可能。(5%運用で年間350万円、税引き後およそ280万円。)まずは種銭を増やし、そのラインを超える努力をするか、キャピタルできちんと儲けられる投資の腕を磨くことが重要。
それが株式運用でFIREするための条件。よって、魚を取りに行き、畑を耕す生活と並行してFIREしたいと思いました。😅
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