デイトレデビュー

たんす

信用をほぼ使わない自分がデイトレデビューをして、大変なことになっています。

だんす

普段は現物主義者のスイングトレードだもんね。どんなことになったか聞いてあげよう。

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目次

なぜデイトレードか。

 デイトレードとは、一日の中で、信用の新規買いと返済売り、あるいは信用の新規売りと返済買いを繰り返し、回転売買で1日のうちに何度も株を売買する方法です。
 テスタさんの動画などで有名になり、特に「スキャルピング」と言われる瞬間売買を何度も繰り返すスタイルが有名です。

 きっかけはやはりトランプ相場です。トランプ大統領が言った言葉で相場が左右され、乱高下。当然、決算やファンダメンタルは関係なし。場合によっては10年米国債の利回りも関係なし。
 株を持っていること自体が危ないとされ、Xの株クラ勢も次々に株を売り、現金に変えていきました。損切りしてまでみんな自分の資産を守ろうとしていました。
 筆者はいずれ戻るはず、とトランプ大統領の第一期のチャートを見ながら自分を納得させていたのですが、もうすでに働いておらず、SIDE FIREとはいえ、まだ定収入がない時期に、1千万単位で資産が減っていくのは、なかなかメンタルにこたえるものがありました。
 そこで兼松という現物株を200株だけ売ったのですが、後で戻って悔しい思いをしましたね。そういう意味でも、自分の幅を広げておかなければいけないと思いました。
 高配当の株を中心に買っているので、基本的には低位で仕入れて、上がっても売らないスタイル。よって売買はほとんどない状態でした。これはサラリーマンだったからということもあります。インカムゲインは入りますが、これは生活費に消え、何か事業を起こそうと思っても無職では銀行から借入もできない。キャピタルで儲けるしかないなあ、と思い始めました。
 元々インカムゲイン中心だったので、せっかくFIREして専業トレーダーになれたにも関わらず、全く仕事(トレードで儲ける)をしていない状態。このままではよくないと思い、できることは何かを考え、デイトレをやってみようと思い立ちました。参考にした動画は下記です。

一日一万円稼げれば、完璧な生活が送れる。

 ヤーマンさんのこの動画を見て、1日1万円コンスタントに稼げれば、月に20万円。SIDEFIREですが、まだ稼げていない状況なので、デイトレを仕事にして、あとは配当に助けてもらえば、不動産を購入する資金もまかなえる、なんて、「取らぬ狸の皮算用」で始めました。こんな単純な理由でいいと思います。

 ヤーマンさんが勧めていたのは、「リスク管理のために、100株(単位株)でしかやらない。」「買いでしか入らない。」というものでした。確かに有名な諺があります。
 「買いは家まで、売りは命まで」
 ということで、信用買いに手を出すと、レバレッジを張ることになるので、損をしたら「家を売ることになる。」さらに、信用売りに手を出すと、レバレッジを張った上に、株価が上がる時は、青天井になるので、「命も差し出して、お金を補填することになる。」というものです。
 怖いですね。
 損切りが大事、という人は、信用をやっている人が多いと思います。現物株は基本的にホールドでもそれほど問題はありません。
 ということで、信用を使うなら、持ち越しのリスクを負わない
 デイトレード 一択でした。さらに
 現引と言われる、信用で買った株をいつでも現物に換えられる範囲でしかやらないことを決めました。

デイトレ最初に考えた約束事 

1 買いで入る。
2 100株でしかやらない。レバレッジを張らない。
3 CHATGPTを利用する。
4 売りは極力控える。
5 信用の玉は翌日に持ち越さない。必ず当日に決済する。
6 デイトレは9時から10時の間に終わらせる。

とにかく実践

 何事も見るよりやってみるということで、とにかく実践をしてみました。
 まずはCHAT GPTにデイトレ銘柄を相談。すると「松井証券」のサイトを参考にいくつか銘柄が出てきました。
 1 ディスコ 2 川崎重工業 3 三菱重工業 4 サンリオ 5 GMOインターネット
 ディスコは100株あたり30000を超えるので、300万を動かすことになるのは、個人投資家にはちょっと荷が重い。三菱重工は分割後2600円くらいなので、逆にボラティリティが低すぎて、値動きが緩慢になるかもしれない、ということで「川崎重工」を主にトレードすることにしました。

 信用取引はしたことがあるものの、デイトレードは初めて。まずマネックスのマーケットボードに、デイトレ専用銘柄を集めて、板が見られるようにしました。
 板が見られるPC画面、5分足チャートが見られるPC画面、注文板が見られるアプリを用意して、準備万端です。
 1日目 
  注文ミスをして、買いと売りを間違えました。普段やってないことをやろうとするとこうなります。
 逆指値失敗
 信用新規買で入った時、これ以上になったら売ってください、という意味の「逆指値」を入れようとするが、普段やっていないため、うまく行かず注文取り消し。
 信用新規売に間違って入る。
 信用売はやめようと思っていたのに、信用新規買と売りを間違えて入ってしまう。返済買をしなければならないのだが、当然上がるチャートで入っていたので損切り。しかも遅れる。
 信用新規買で入り取り戻す。予定通り9時から10時過ぎまでで +4000円ほど

 2日目
 信用新規買で入るが、この日は下げ基調でうまく行かず。 予定通り9時から10時過ぎまで。 +1500

 3日目
 この日あたりから、いろいろ試して全て失敗する。誤発注も多い。損を取り返そうと一日中デイトレをすることになる。ナンピンして傷を大きくする。100株にしとけばいいのに、200株にして失敗する。
 反省点 勝手に「◯◯◯円」まで上がると思い込む。損切りが遅れて、怪我を深くする。特に川崎重工は最初の30分で深く値幅が落ちることがあるので注意する。
  3時25分までに売れなかった建玉を持ち越してしまった。-15000円

 4日目
  最初に痛恨のミスをして、一日中デイトレをすることになる。
  この日は、前日に入った商船三井を持ち越したまま。それをまず決済してから、「売り」で入ると決めます。しかし、誤発注をしてしまいました。
 まず、前日の決済をしようと思ったのですが、なんと完全に間違えてしまいます。決済するどころか、買い足してしまいました。レバがかかってしまい、当惑。当惑しているうちに損切りが遅れて、痛恨のミスとなります。
 この日は一日中取り返そうとしても、-50000円

 5日目
 リスクのないのは、この値幅である、というのをチャートで見て、実行するが、なかなかうまく行かない。
 また−15000円くらい損をして、そろそろ引退を決める。しかし次のようなツイートが目に入る。

 大学を卒業して、すぐに株の専業に入った人ですが、損切りが早く、150円くらいで実行しています。その割に利益は2000円ほどで確定していて、まさにお手本だなあと思いました。ここで考え方が変わります。

勝てている人は、正しいやり方で、何度もチャレンジしている。

個人投資家の「株で勝つ!」投資手...
株で46億円を稼いだ投資家・テスタさんが「株初心者がやるべきこと」を伝授! 投資歴6年で“億り人”になれた... 株で46億円の利益を稼ぎ出した個人投資家・テスタさんが考える「初心者が陥りがちな失敗」と「初心者が勝つためにやるべきこと」とは? 発売中のダイヤモンド・ザイの大特...

 デイトレードといえばテスタさんですが、このように『ダイヤモンドZAI』の記事で言っています。「2005年に、300万円を元手に専業投資家としてスタートしました。初月はマイナス30万円、2カ月目はマイナス15万円負けましたが、3カ月目からプラスに転じ、幸いここまで年間の負けはなしで来ています。初期は「スキャルピング」といって、秒単位のトレードで数百~数千円の利益をコツコツ積み上げていきました。」

自分に合ったやり方がある。

 デイトレはとにかく実践だと思っていたのですが、2日目からつけているノートを見て、とあることに気づきました。まず利益はおよそ1000円で利確しているのですが、損切りは2000円から5000円で確定させていました。普通に考えて上がる:下がるが5:5だとして、これでは決して勝てません。
 損切りはマイナス500円以内ですることに決めました。ヤーマンさんは、「マイナスいくらで損切りするのではなく、きちんとチャートを見て決めること。」と言っていましたが、今の自分にできることをまずやろうと思いました。そもそも、5分足のチャートを見ても、まだ何もひらめきません。
 次に利益のラインを上げることにしました。およそ1000円から1500円以上で利確することにします。損切りを300円くらいまでで行えば、確率的には成功するはずです。
 結局デイトレはファンダメンタルは関係なく、時間軸も短くなっているのですが、普段やっていることと同じだなあと思いました。安くなれば買い、高くなれば売る。高い時に売り、安い時に買い戻すだけです。もし、「買い」でしか入らないのであれば、テスタさんのようなスキャルピングはできません。でも、その日の最安値近辺まで待つことができれば、勝率は上がるはずです。

気を取り直して、チャートと板をよく見ることにした。

 6日目 
 今までうまく行かなかったので、新たに半導体の板に入ることにする。この日は1トレードしかせず。−2000円。まだ、損切りが遅い。

 7日目
 地合いがいい。この日は減配した現物株も処分して、スイングと半導体のデイトレードを並行して行う。デイトレは+2000円

 8日目
 日経爆上げ。
 この日は前日からのスイングでロボティクス銘柄を利確。+50000円

 9日目
 売りに転じる局面の展開だが、半導体の動きは良かった。9時から10時で+10000円 理想的な展開だが、昨日入った現物スイングのロボティクス銘柄を損切り。+5000円ほどで落ち着く。
 一度、自分の考える損切りライン含み損−3000円を超えたが、この日の動きを見ていて、必ず値は戻ると思っていたので、スイングの時と同じようにホールドして、この日は損切りせずに全勝で終えられました。

まとめ

 以上現物高配当株積立型の筆者が、デイトレードをやった結果を書いてきました。テスタさんは「買値は気にしない。含み益も含み損も表示させてない。株価が上がるか下がるかだけ。」と言っていました。その境地にはまだ立てませんが、テスタさんがデイトレードを始めてから、手法を増やしてきたように、自分も手法を増やしたいと考えています。
 それにしても損を大きくなる時は
1 レバレッジを張る。
2 様々なミスが重なる。
 がポイントだと考えました。
 そもそも、FIREだとて、収入と支出のバランスで「収入」を最大化するのがポイントだったはず。であれば、「支出」を最小限にして、「収入」を最大限にする工夫は必要です。以下のことを守って筆者はデイトレをすることにしました。

1 現引できる範囲でデイトレを行う。慣れるまでは100株で。
2 買いでしか入らない場合は、その日上がっている銘柄でデイトレを行う。
3 減配や不祥事などの銘柄に入った場合は、「買い」でデイトレは行わない。
4 数多く取引をして、慣れることも重要だが、大きく損をした場合は一度相場から離れる。
5 時間が大切なので、デイトレ以外のキャピタルを稼ぐ方法も考える。
6 デイトレ時間は9時から10時前後を守る。

わんた

ちなみに、一番稼げた方法は、最初に考えていた「川崎重工」に入り、そのまま持っていれば一番利益が乗ったというのは、ここに書き足しておくね。
デイトレだけが正解ではないよ。

たんす

その通りで、最初に現物で持って、そのままにしておけば、今頃今月もプラスで終えられました。。。。。

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