
不正アクセスで、勝手に所有株を売り、中国株の屑株を買うという犯罪が横行しています。この一件が大変有名になったのは、テスタさんが、下記のツイートをしたからです。




不正ログインを防ぐ方法
不正ログインを防ぐ方法が、各社このポストの後に、始まりました。インフルエンサーが被害にあったことをポストしたのがきっかけというのがちょっと情けないですが、GW近辺から色々な対策が始まりました。
それまでは各自ログインパスワードや、取引パスワードを変えるくらいしかできませんでしたね。
楽天証券の不正対策
まず、メールアドレスにログイン時の二段階認証の画像が送られるようにしましょう。こちらを設定すると、何度もメールが送られてきて面倒ですが、仕方ありません。昨日から、3回間違えたらもう一度メールを送るシステムになったので、セキュリティが上がりました。
さらに、楽天証券は、電話で手軽にログインできなくすることができます。こちらは自分で24時間いつでも設定解除できるので、とても便利です。
ログイン制限をかける方法は以下です。
- 楽天証券ログイン制限ダイヤル 0120-852-638にかける。
- 部店番号3桁と口座番号6桁を入れる。 口座番号はお客様情報→部店・お客様コード(口座番号)にあります。
- ログインIDの下4桁を入れる。
- 生年月日を西暦8桁で入れる。 1990年2月1日なら、19900201です。
- これで口座ロックが完了しました。
ログイン解除の方法
- 楽天証券ログイン制限解除ダイヤルにかける。 0120-852-638
- 部店番号3桁と口座番号6桁を入れる。 口座番号はお客様情報→部店・お客様コード(口座番号)にあります。
- ログインIDの下4桁を入れる。
- 生年月日を西暦8桁で入れる。1990年2月1日なら、19900201です。
- 登録の電話番号を入れる。
- これで口座ロックが解除されました。
ログインができないだけなので、投資信託積立には影響がなく、自分がトレードしたいときだけ、解除すればいいので、これは手軽です。
SBIの不正ログイン対策
SBIはまずデバイス認証があります。これは一度登録すれば、ほぼずっと使えます。(たまにもう一度聞いてきます。)最初に携帯電話に認証番号が送られてきますので、それを入れればPCデバイスの登録完了です。また携帯はFIDO認証があります。今月中には義務化されるので、SBI口座を持つなら、携帯が1台必要です。またiPadでの登録をして、大丈夫だと思っていたら、何度もFIDO認証を求められるので、携帯でないとダメみたいです。(5月13日リライトしました。)
その上で、ログインできないようにすることができます。こちらは自分の口座から設定できます。
自分の口座のHPから、向かって左の「フィッシング詐欺等に対する当社の取組み」を選択。


ログイン一時利用停止設定をクリック


お客様情報を入力する。


登録済み電話番号に認証番号が来るので、それを入力する。


解除する場合は、上記にあるように、SBIのWEBサイトから、「サービス」「セキュリティ」「ログイン一次利用停止設定解除」から再開の手続きができます。
まとめ
投資アプリなどを使っていれば、ちょっと不便ですが、普段使わない口座はロックをかけて放置していてもいいと思います。なおSBI証券はロックすると「このようなアカウントはありません。」というメッセージが出るので、ちょっと焦ります。あわてて解除してしまいました。
楽天もSBIも顧客が多いので、狙われたかと思います。他の証券会社も色々な対策をしていますので、少しずつ自分も進化していきたいと思います。




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