夏枯れかサマーラリーか

目次

好調だった日本株も調整に入る。

 悲観論が増えてきました。JB PRESSの市岡繁雄さんによると、「バフェット指数」に加熱感があり、日本株は日銀の金融政策転換もある中、楽観的には考えられないという見方を示しています。

  

チャート的にはダブルトップ

 日経平均のチャートがダブルトップを形成したというのは随分話題になりました。日経ZAIオンラインによると、底値目処は「30,848円」とのこと。下記チャートはSBI証券の公式サイトより、日経平均のものですが、ついに50日移動平均線を割り込むかも、ということころまで来ています。
 ダブルトップは下降サインとされ、日本株もこのチャートが示す通り下降トレンドに入りつつあります。
 さらに7月はGPIFのリバランス売りにより、引き続き軟調な展開が予想されるとの見通しです。

調整なので買い?

 上記のように、今買うべきか否かをひたすら考えていたのですが、記事をいくつか読んでいくとある共通点に気がつきます。次の記事はマネクリ(マネックス証券)の記事です。
 この記事によると、
 1 ダブルトップとは、二つ目の山が低くなっていないとダブルトップとは言わないのだが、今回は二つ目の山の方が高い。
 2 この二つの山は数週間で形成されたもので、規模感に乏しい。
 3 二つ目の山の出来高が乏しくならないと、ダブルトップによる下降局面とは言えない。
 との理由で、最終的には上放れとの結論になっています。日本株はレンジを形成しながら上放れていくというのが、記事に共通しているところです。

米国CPIの伸びが鈍化してきたので、円高に振れる。

 7月12日の9時30分に発表されたCPIの上昇率は鈍化しました。インフレ亢進の懸念が後退して、利上げ予想が後退し、米国株が買われました。同時に円高が進行。日銀が月末の政策決定会合でYCCの見直しをするとの思惑から、円が買われています。もしYCCの見直しをすれば、円高株安の展開も考えられます。

個人投資家の自分はどうするべきか

 自分自身はコロナバブルの後の2020年から相場をきちんと見始めたので、この3年間色々と失敗しました。そこで学んだことは、「狼狽売りをしない。買えるポイントは来るからきちんと待つ。インを間違ってしまった場合は、ナンピンするにしろ、少し待ってからする。」ということでした。
 なので、今回は2023年1月にある程度迷いながら買っていたということもあり、含み益もあるのでそれほど狼狽せずにいられます。日本株が上がっている局面で買った一部の株が現在含み損ですが、長期的に見ると配当もあり、業績も期待できるものに投資しているので、ホールドとしたいと思っています。
 よって、今はRSIを見ながら、売られすぎの高配当銘柄に投資していきたいと考えています。
 このスタンスは変わらないですね。😀

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次