最近FIREをどうやってするかを考え込んでます。米国高配当株でのFIREをもくろみ、まずはQYLD、次にJEPI、VYMと試行錯誤してます。今回は主力のJEPIの分配金が下がっていることに注目してみました。
2023年8月のJEPI分配金は0.290370USD
JEPIの分配金が下がり続けています。もしJEPIの利回り10%を鵜呑みにして例えば5000万円を全部突っ込んでFIREしていたら、分配金ボラティリティに耐えられなかったかもしれません。JEPIの公式HPでは2023年8月3日現在での1年トータルリターンは8.45%、3か月トータルリターンは2.79%になっています。直近では3%を切っているわけで、リターンが多い時の7割くらいになっています。
株価のピークは2022年12月31日 $63.19 でした。
インカムゲインとキャピタルゲインの両方を追えるという触れ込みに違わず、$50近辺で買えれば、20%程度の株価上昇は見込めたわけです。だいたい、株価が上がるときには円高で売れず、株価が下がるときには円安で買えないのがポイントですが。😅 結局円で生活している身分では、この手法はなかなかリスキーです。
JEPIの3年トータルリターンは11.46% 今は耐えどきなのか。
JEPIのホームページによると、説明が下記のようになっています。経費率は0.35%ですが、QYLDは0.6%で長期に持つことを考えたら、JEPIだと思い乗り換えました。この1年のトータルリターンは8.45%です。
ではたんすの配当収入(日本円)は?
2023.1 | 48,805円 |
2023.2 | 38,223円 |
2023.3 | 37,143円 |
2023.4 | 39,129円 |
2023.5 | 37,827円 |
2023.6 | 33,833円 |
2023.7 | 33,636円 |
¥268,056 |
米株価が好調になると、分配金が少なくなるという特徴
NYダウ、NASDAQ、S&P500 全てが上がっている中で、JEPIの分配金が下がっています。ということは、JEPIの分配金は株価好調のときには下がり、株価が下がると分配金が上がるということが考えられます。
結論:結局為替に強く左右される米国高配当株という投資方法
去年からQYLD、JEPI、VYMと米国高配当株を渡り歩きましたが、米国高配当株分配金だけで生活していくなら、8,000万円は必要ではないか、という結論に至りました。やはり、家族がいるとなかなかそう簡単にはいかないということです。世帯が普通の生活を送るために必要な月あたりの生活費はやはり30万円くらいになります。たんすのJEPIへの投資はおよそ800万円なので、分配金をJEPIだけで10倍にするには、8,000万円必要という結論になりました。
FIREはいくらから出来るのか、ということが時折話題になりますが、月当たりの生活費を算出してみて無理のない計画を立てるのが一番です。また、普通に考えてJEPI一本でFIREというのもリスキーです。米国高配当株は為替リスクというものが意外に大きいからです。
というわけで、FIREには最低限8,000万円が必要なので、まだまだ頑張ろう!という結論になりました。
コメント