参議院選後の日経平均の予想あれこれをまとめてみました。
参議院は与党が過半数割れという結果になりました。与党122、野党系126という結果です。これを受けて、もう明日からの相場対策が始まっています。それをまとめてみました。
一言でいうと、「織り込み済みなので、押し目が来たら買い」でした。


ブルームバーグの予想
参議院選後の予想がさまざまにされています。それらをまとめてみました。
ブルームバーグは、「神経質な展開」と表現。すでに与党が負けることは織り込まれているものの、与党が惨敗すれば金利上昇により、日経平均は株安に、与党が意外に善戦すれば日経平均はすぐに戻すと判断しています。いずれにせよ、政権運営の安定性が鍵になるかと思います。
また、石破首相が米国関税のことがある程度見通しが立つまで続投という判断をしています。そうすると堅調なのではないかという見通しでした。

四季報オンラインの予想
四季報オンライン(平野憲一氏)は、「歴史的大敗ながらも、買いで良さそうだ。」と書いています。
理由はすでに、与党の大敗は織り込まれていて、「予想以上の惨敗」なら売り、「予想以上の大勝」なら買い、今回は非改選の人数を入れると「不透明感が解消」したため、「買い」との判断でした。
かぶたんは「さなさえ」氏のブログから以下のようなことを予想しています。
「参院選で与党が議席を大きく減らす事が織り込み済となっても、目先の政局が不安定になると相場もそれに比例して軟調となる可能性はあります。」
政局が不安定なことを外国人投資家も嫌うので、下落傾向にあるとの見立てです。なお、下記のコンテンツには、「さなさえ」さんの推し銘柄も書いてあるので、見てみるのもいいでしょう。
まとめ
政治は経済と密接に結びついているので、よく見ておかないといけませんが、今回は「織り込み済み」と判断して良さそうです。政府の方向性もそれほどブレることはないでしょう。連立をどのように組むかという課題は残りますが、引き続き見ていきたいと思います。
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