たんす優待が便利で、含み損でも売れない例を出していきたいと思います。
楽天グループ(4755)
現在約-18%の含み損 取得単価905円。この銘柄はそもそも楽天モバイルの優待のために買いました。優待目当てなので、高値づかみになっています。チャートを見ると見事な右肩下がりで不安になりますね。
Yahoo ファイナンス!より 2026/4/5現在


そもそもなぜ含み損になったのか
楽天グループの株価低迷の理由は一言で言えば楽天モバイルの巨額赤字です。2020年に第4のキャリアとして参入した楽天モバイルは、基地局整備などの設備投資が重なり、長期にわたって赤字が続きました。2025年12月期でも営業損失は1,618億円。[楽天グループ 決算短信・説明会資料]
さらに社債問題も重なります。資金調達のために高利率の社債を大量発行せざるを得ず、財務への不安が株価の重しになりました。
ただし足元では改善の兆しもあります。楽天モバイルの契約数は2025年12月に1,000万回線を突破。赤字幅も縮小傾向にあり、2026年度の黒字化シナリオも描かれています。[ITmedia Mobile]
楽天グループの優待は楽天モバイル30GB無料
楽天グループ株を100株以上保有していると、楽天モバイルの音声+データ(30GB/月)が最長半年間無料になる優待があります。(2025年12月末時点の優待内容。楽天グループ公式より)以前は1年間無料でしたが、現在は半年に変更されました。
とはいえ、株主番号を変えずにずっと株を持っていれば、半年ごとに更新されます。楽天モバイルのRakuten最強プランは月額最大3,278円(税込・データ無制限)。30GBということはそのプランに該当します。また、20GBなら月約2,068円。半年間無料なら約12,000円相当の優待価値となります。でも本当のお得はここから。




株主優待をもらってからは携帯料金無料となっている
楽天の仕掛けをうまく組み合わせると、携帯料金が実質0円になります。
私の使い方
主回線は楽天モバイルのまま。電話番号を変えずに、副回線として優待の30GBを使う。データ通信は副回線を使えばいいので、主回線のデータをほぼ消費しない。主回線の月額は3GB以下なら980円(税込1,078円)。
これをポイントで払っています。
ポイントの仕組み
・楽天証券で毎月10万円をカード支払い(通常カード)で積立投資 → 毎月500ポイント(0.5%還元)
・楽天市場での買い物 → 期間限定ポイントが付く。
・期間限定ポイントを優先的に消費して、通常ポイントと合わせて携帯料金を支払う。
結果として、約1年以上、携帯料金を現金で払っていません。
さらに楽天リンクアプリを使えば国内通話料も無料。電話もデータもポイントで賄える構造です。
マネーブリッジで預金金利も上乗せ
楽天証券と楽天銀行を連携する「マネーブリッジ」を設定すると、普通預金金利が年0.38%(税引後0.302%・1,000万円以下・2026年4月1日時点)になります。メガバンク(三菱UFJ等)の普通預金金利は0.30%(2026年2月2日改定後)。マネーブリッジの方が高い水準です。楽天エコシステムの中にいると、気づけばあちこちでお得が積み上がっています。
ナンピンして取得単価を下げる
楽天Gの株価は決算発表後に「赤字」で下落することが多いです。その時に買い増してナンピンして取得単価をさげ、12月ごろに株価が上がるアノマリーに従って売るとお得かもしれません。家族はそれで取得単価を下げました。12月は優待の権利取りに向けて買いが集まりやすい時期です。
POVOに乗り換えない理由
楽天モバイルを解約して主回線をPOVO(基本料0円)に乗り換えれば、理論上は携帯料金を完全に0円にできます。でも乗り換えない。理由は3つ。
1 ポイントで実質0円になっているので意味がない
2 面倒だから😅
3 株主として楽天に少し貢献したい
合理的かどうかは置いておいて、これが正直なところです。
楽天経済圏をお得に使う
楽天グループは仕掛けが多いと思います。楽天モバイル・楽天証券・楽天銀行・楽天市場・楽天カード——これらを組み合わせて初めてお得の連鎖が生まれます。上級者は楽天ゴールドカード(年会費2,200円 国内空港ラウンジ無料)を利用して、お得にポイントを集めています。
| サービス | お得の内容 |
|---|---|
| 楽天株100株保有 | 楽天モバイル30GB半年無料 |
| 楽天モバイル契約 | 楽天市場SPUポイントアップ |
| 楽天証券で積立10万円 | 毎月500ポイント |
| マネーブリッジ設定 | 普通預金金利年0.38% |
| ポイント活用 | 携帯料金実質0円 |
でも正直に言いますが、面倒な人にはお勧めしません。設定・管理・ポイント活用、すべてをこまめに能動的にやらないとお得になりません。含み損-18%。キャピタルゲインの観点では負けています。でも優待の価値(約12,000円相当/半年)と携帯料金の実質無料を合わせると、年間で相当な恩恵を受けています。これが「売れない理由」です。含み損は痛い。でも毎月の生活コストが下がっているなら、それはそれで価値があると思って投資を続けています。
楽天グループ(4755)の株価・優待内容は変更される場合があります。金利は2026年4月1日時点。投資判断は自己責任でお願いします。









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